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革の裁断

この作業って多分レザークラフトする上で一番重要だと思ってます。個人的に。

1枚の革を無駄なく使うには、意外と経験がモノを言う作業です。

革(半裁)って大きいですけど、実は使えない部分って結構あります。

繊維の向きや密度の関係から、パーツによって取れる場所や取れない場所っていうのもあります。

これらを全く考慮せずに裁断したら、耐久性に差がでます。

かと言って全部が全部、繊維が詰まってる良い所だけ使う訳にもいかないです。

レザークラフトする人なら、革を無駄なく使ってあげるようと思うのが当然です。

命を頂いている訳ですから。

ご飯を残さず食べましょうっていうのと同じです。

 

繊維の密度や方向、負荷がかかるパーツかどうかの見極めが大事になってくる訳です。

 

この作業の時は特に生き物を相手にしてるって感じですよ。

1枚1枚全然違いますし。

ですから裁断の時は自然と背筋が伸びます。

写真は猫背ですよって?

気持ちがって事です。

良い状態で長く使って貰えるようにと、手で触り、状態を確認しながら1パーツずつ真剣に包丁を入れていきます。

革なので伸びるのは仕方ないのですが、今までに極端に伸びやすい革商品に出会った経験がある方は、もしかしたら裁断が原因かもしれませんね。

商品になってしまったら中々分からないですけど、今後レザー商品を購入する時に参考にしてみて下さい。

裁断

 

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吉備路もてなしの館入口よりお入りください。

【ご注意】ナビで当店の住所を入力した場合、
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Ponte外観

備中国分寺五重塔が望める絶好のロケーションです。

吉備路もてなしの館からのPonte

吉備路もてなしの館の第2駐車場に面したグレーの建物です。

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