おじいちゃんが買ってくれたランドセル
ランドセルのリメイク作品のご紹介です。
亡くなったおじいちゃんがお孫さんに買ってくれたランドセル。
「なんとかカタチを変えて残してあげたい」
というお母さまからのご依頼です。
大切なランドセルのリメイク。
今回も気合を入れてリメイクさせて頂きました!
ランドセルリメイクはお問い合わせが多いので、
どんな感じでランドセルリメイク作品が完成するのか、簡単に説明しながら完成まで見ていきましょう。
1.作製したい商品を決め、ランドセルをお預けください。
当店の商品リスト(https://yyponte.com/products/)の財布・小物から作製したい商品を決め、作製可能かどうかお問い合わせください。
ランドセルによっては長財布などの商品で一部作製不可能なモノもございます。
作製したい商品が決まったら、ランドセルをお預けください。
今回のお客様は遠方からのご依頼でしたので、ランドセルを郵送して頂きました。
直接お店にお持ちいただいても大丈夫です。
2.状態を確認します。
「色々な思い出が詰まっているのだぁ」と、しみじみと見つめながら状態を確認します。
ひび割れ等の劣化が激しいランドセルはリメイクできませんのでご了承ください。
3.リメイク可能な部分は「カブセ」のみです。
ランドセルのリメイクは「カブセ」と呼ばれるフタの部分を使用します。
4.カブセを切り離します。
カブセを切り離して加工しやすくします。
お客様自身でカブセを切り離し、カブセのみを郵送して頂いても大丈夫です。
5.パーツを切り分けます。
カブセからパーツを切り分けます。
カブセ部分にステッチアート等の刺繍装飾が施されている場合などは、長財布のように大きいパーツが必要な商品が作製できない場合もありますのでご了承ください。
6.縫製していきます。
切り分けたパーツを縫い合わせていきます。
7.仕上げ
最終的な仕上げ作業をしていきます。
8.完成
こんな感じで大切なランドセルを新しいカタチに生まれ変わらせます。
思い出はそのままにこれからもまだまだ大切に使ってもらえます。
商品到着後に「リメイク品を見ながら喜ぶ子供たちと素敵な時間を過ごせました」という嬉しいメッセージまでありがとうございます。
こういう仕事って革職人冥利に尽きると言いますか、何というか、革職人になって良かったなぁと思う今日この頃です。
こちらこそ素敵な仕事をさせて頂き、本当にありがとうございました。
おじいちゃんの思い出のランドセル。
これからも大事に使って下さいね。
ランドセルのリメイクは専用ページがありますので、ご検討中の方はそちらもご覧ください。
Remake→(https://yyponte.com/remake/)
※1/25(火)、1/26(水)は店休日です。ご注文の対応やメール、LINEの返信も1/27(木)以降になりますのでご了承ください。